ペットホテルももさく:犬種
ヨークシャー・テリア
ヨークシャー・テリアは、1800年代初めに、テリア系の小型犬と、マルチーズなどの混血により
作出された比較的新しい犬種ですね。
犬種名はヨークシャー地方に由来し、一般に「ヨーキー」の愛称で呼ばれています。
ヨークシャー・テリアは
もともと、ヨークシャー地方の炭坑や、織物工場で、
なんとネズミを駆除するために飼育されていたんですね。
被毛の美しい小型テリアは、一躍愛玩犬として注目を集めるようになり
「動く宝石」と形容され富裕層のペットとして大流行した。
以来、ご婦人の抱き犬として人気が高く、世界中で最も知名度の高い犬種として定着しています。
生後2〜3ヵ月までの被毛は黒く、3〜4ヵ月頃から頭部が砂色を経て褐色になり始める。
ボディの被毛がスティール・ブルーに変わるには、1年以上を要する。
成犬になると、長く真直ぐな被毛が体の両側に垂れ、毛の分け目は鼻から尾先まで続く。
ヨークシャー・テリアはサイズや外貌からアクセサリー的愛玩犬と思われがちですが、
テリア気質は健在で、活気と自尊心にあふれた、きわめてエネルギッシュな犬です。
「目で話す犬」
と言われるように表情豊かで明るく、知的で感覚鋭敏、
気品を備えコンパクトで堂々とした風格を持つ。
我が国では皇太子妃の実家で飼育されていた事により、一時的に人気を呼び、
流通価格が高騰した事があると聞きます。