犬のホテル(犬のお宿ももさく):小型犬種
チワワ
ペット(犬)の中でもチワワは、
小さいことで、世界中に多くの愛好家がいる犬種ですよね。
メキシコの先住民族は、古代からテチチと呼ばれる、豚に似た小さな犬を飼育していました。
チワワの先祖と言われているテチチは、地中の穴に住んでいたらしい。
メキシコの先住民族により、家畜化されたと言うのが定説となっています。
コロンブスも、
今のキューバにあたる島で「吠えない小さな犬を発見した」
と、スペイン国王に報告している。この犬も、テチチだったと考えられます。
犬種名の由来
1850年に、アメリカ人がメキシコのチワワ市から、基礎犬を連れ帰ったのが
犬種名の由来になっています。
テチチは、もともと小型でしたが、
アメリカでの選択繁殖により、より小型に改良固定されたものが現在のチワワです。
現在、メキシコで見られるチワワでさえも、アメリカから渡った系統のものになっている。
チワワは、
全犬種中最も小型で、セントバーナードの100分の1程度と、手のひらに乗るものもあります。
1〜2kgが理想とされています。
アップルドームと呼ばれる頭に小さく引き締まった体、黒く大きく輝く瞳は理知的。
テチチは長毛であったと言われているが、
チワワには、スムース(短毛)とロング(長毛)の2タイプがあります。
今は、世界に分布するチワワは単色のものが多いですが、
メキシコではタン・マーキングのあるものや斑が好まれているそうです。
コロンブスは「吠えない犬」として、テチチを報告していますが、
現在のチワワは、よく吠えるようです。
縄張り意識が強く、動作が機敏。
体は小さいが、番犬としての役目を充分こなします。
チワワは、忠実で勇敢な犬です。